AirPods Pro発売! アクティブノイズキャンセリング搭載で没入感のあるサウンド!!
本日、 AppleはAirPods Proを発売した。世界で最も売れているヘッドフォンAirPodsシリーズの最新作である。新たにアクティブノイズキャンセリングを搭載し、まったく新しい軽量のインイヤーデザインで、上質で没入感のある音を実現している。
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AirPods Proの特徴
まったく新しいデザイン
AirPodsは一目でわかる独特なデザインでワイヤレスオーディオに革命を起こしたが、AirPods Proではそのデザインにも手を入れている。今回は耳栓のような形のカナル型への変更となり、S/M/Lのサイズの異なる3つの柔らかいシリコンイヤーチップが付属となる。チップは耳それぞれの形に沿って柔軟に変形、快適なフィット感と優れた遮音性を実現し、没入感のあるサウンドクオリティーへの重要な要素となる。AirPods Proは快適性ををさらに深めるために、革新的な通気システムを用いて圧力を均等化し、インイヤータイプのヘッドフォンにありがちな不快感を最小限に抑えている。また、IPX4等級の耐汗、耐水仕様であるため、スポーツ、アウトドア環境で使用するアクティブユーザーにもありがたい。
アクティブノイズキャンセリング
AirPods Proのアクティブノイズキャンセリングは外向きと内向きの2つのマイクロフォンを使って周囲のノイズを遮断している。1つ目の外向きマイクロフォンが周囲の音を拾って、ノイズがユーザーの耳に届く前に逆走の音をぶつけて打ち消す。2つめの内向きマイクロフォンは耳に向かって音を拾い、残りのノイズを打ち消す。高度なソフトウェアを組み合わせることにより、左右それぞれの耳とヘッドフォンの装着感にあわせて1秒間に200回の間隔で音信号を調整している。これによりユーザーの耳には音がよりクリアに届き、音楽や通話に集中できるようになる。
没入感のあるサウンド
AirPods Proはアダプティブイコライゼーションでサウンドのクオリティーを良質にしている。アダプティブイコライゼーションとは音楽の低音域部分と中音域部分をリスナーの耳の形にあわせて自動的に調整する仕組みである。AirPods Proはこのアダプティブイコライゼーションとアクティブノイズキャンセリングとの組み合わせることで、ユーザーにハイレベルでクリアなサウンドを届け、より没入感を高めることを可能にしている。
外部音取り込みモード
外部音取り込みモードとは、音楽を聴きながらのランニング中に道路上の車の音を聞いたり、通勤中に電車のアナウンスを聞いたりすることができる機能である。アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えは簡単で、AirPods Proの軸部分にある感圧センサーを使って行うことができる。感圧センサーによって、従来のAirPodsの「トントン」というタップ操作から「つまむ」という操作に変わった。曲を再生、一時停止、スキップ、電話に出たり、電話を切ったりすることも簡単に行える。もちろんiPhon やApple Watch上でも操作することは可能だ。
バッテリー駆動時間
AirPods Proのバッテリー駆動時間は従来のAirPodsと同様、最大5時間聴き続けることができる。アクティブノイズキャンセリングモード使用時では最大4時間半となる。ワイヤレス充電ケースで約5〜6回程度追加充電が可能で、最大24時間以上の使用が可能となる。充電はケースをQi認証された充電マットに置くか、Lightningコネクタを使っても行える。
その他の特徴
iPhone本体でイヤーチップ装着状態のテストができる。ほんの数秒でイヤーチップが正しいサイズであるか、しっかり装着されているか、密閉性の調整が必要かを検知してくれる。
Siriにも対応していて、ハンズフリーで曲を再生したり、音量を調整したり、電話を掛けたりすることが可能だ。
オーディオ共有を使うと、AirPodsを2個認識させて、友達と同じ曲を聴いたり、同じ映画を見たりすることができる。
価格
AirPods Proの価格は¥27,800(税別)。オンランイン限定で、ケースに無料で名前や好きな言葉を刻印してくれるサービスがある。なお、従来のAirPodsの価格はワイヤレス充電ケースセットが¥22,800(税別)、Lightningコネクタ差し込みの標準充電ケースセットが¥17,800(税別) である。
まとめ
AirPods Proの新機能を中心に見てきた。デザインを変え、イヤーチップを採用することで、より快適なフィット感を実現し、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードのテクノロジーを搭載し、上質でより没入感のある音を実現した。AirPods Proは人々の音楽の聴き方、電話の掛け方、映像の楽しみ方、そしてSiriとの対話の仕方など、新たな領域に導いてくれるツールと言えるだろう。